越境する開発 〜分散する開発現場への挑戦〜 に参加してきました
2/1(土) に 越境する開発 〜分散する開発現場への挑戦〜 - DevLOVE四国 | Doorkeeper に参加してきました。
当日の流れはこんな感じ。
- はじめに
- 自己紹介 & 開発現場での悩みごと共有
- 「越境する開発 〜分散する開発の現場〜」(市谷聡啓さん)
- 「"地方エンジニア"という考え方はすでに終わっている」(わたし)
- 「ダイヤモンドクロスで生まれたWEBアプリケーション」(岩井克之さん)
前日に行われた アジャイル型開発におけるプラクティス活用リファレンスガイドの勘所と活用方法 で松山に来られていた市谷さん、本橋さんもいらっしゃるという、いつもの愛媛の勉強会より豪華な感じで開催されました。
参加者のほとんどは顔見知りということで終止アットホームな雰囲気で進んでいきました。
#agile459 アジャイル型開発におけるプラクティス活用リファレンスガイドの勘所と活用方法 - Togetter
はじめに
今後も増え続けるであろう開発現場が物理的に分散するスタイルについて、どのようにデザインするのが良いのか、どのように乗り越えていけるかをみんなで考えよう、という勉強会の主旨を市谷さんから説明されました。自己紹介 & 開発現場での悩みごと共有
一人一人自己紹介をしました。基本的にはみんな顔見知りだったので「最近太ってきちゃって大変」とか「ここまでチャリで来ました」とか開発現場とは関係ない話があったり(笑) と、楽しい雰囲気で進みました。
「越境する開発 〜分散する開発の現場〜」(市谷聡啓さん)
続いては市谷さんの発表、実際に市谷さんがやられた分散開発の事例を元に、うまくいかなかった点を整理し、どうすればもっとうまくやれたんだろう?ということをみんなでディスカッションしました。結構オフレコなことが多くて詳細についてはあまり触れられないんですが、みんなから色んな視点で意見が出ました。
そんな中で私が印象に残っているのは「物理的に現場が分散するとコミュニケーションはどうしても弱くなってしまう」がそこをどう乗り越えるか?という議論です。
私なりの答えは こんな感じでリモート勤務やってます - ITエンジニアとして生きる でも少し触れていますが、コミュニケーションに割くリソースを最小化して開発リソースを最大化する、動くものを早く完成させて動くものベースで会話をすることによって1回1回を密度の濃いコミュニケーションにする、というものです。
これは私が分散開発を実践していく中で色々試し、失敗して学び、それを通して辿り着いたものなのでこれも1つの解だとは思っています。
ただこの議論の中で「普段コミュニケーションで埋めているものは何だろう?」という問いがあってですね、、、この問いに対する回答を明文化出来れば、ひょっとしたら前述の私なりの答えよりもっとうまいやり方とかに辿り着けるかも?という想いが沸いて個人的にとても興味をそそられたのです。
またいつか色んな方々とこのテーマについて話してみたいですね。
「"地方エンジニア"という考え方はすでに終わっている」(わたし)
続いては私の発表、これから「地方」という考え方が終わりゆくものになっていく、その時代を生き抜いていくためには信頼を得る仕事力が大事である、という話をさせて頂きました。
「ダイヤモンドクロスで生まれたWEBアプリケーション」(岩井克之さん)
ラストは岩井さん、松山のコワーキングスペースである ダイヤモンドクロス のニーズから生まれたクラウド型給与計算アプリについてのお話でした。http://ncpartwork.nextcode.jp/#/service
普段忙しくてずっと手付かずだった機能を今回の発表が決まってから導入したそうです。
これからも機能追加を依頼したい場合は、まずどこかの勉強会での発表を依頼するとスムーズに追加してもらえるかもしれません(笑)
おしまい
とても濃い時間を過ごせた勉強会でした。参加者のみなさんにはそれぞれの世界観があって、みんなで議論するのがとても楽しかったです。
また普段なかなかお会い出来ない市谷さん、本橋さんら東京でご活躍される方々と議論し合えるのもとても嬉しく思いました。
これからも愛媛、盛り上がっていきますよ〜!!